認知症のおばあちゃんのお家探しを手伝った話
こないだ近所をぶらぶら歩いていたらおじいちゃん、おばあちゃん、おばあちゃんが何やら道端で忙しない感じだった。
気になったのでどうしたのか聞いてみたら、おばあちゃんが自分の家の場所を忘れてしまったので帰れなくなったらしい。(自分から話しかけられるようになったというのでコミュ障の成長を感じて感動)
寒いのに朝からずっと探して歩き回っていたそう。自分の住所と名前は言えるけれど、どうも住所がグーグルで探しても出てこないし、みんなでうろうろ。
おじいちゃんは通りゆく人に声をかけたりしており、私はもうひとりのおばあちゃんに「110番かけて」と言われた。
110番かけてと言われたものの、「え?家帰れなくなったから110番?」と不思議に思いながら電話をかけた。
どうやらそういうケースがよくあるのか、事情を説明したら「警察に繋げますね」とのこと。
電話している最中におじいちゃんの巧みな聞き込みによってお家が見つかった。
今回無事見つかったから良かったものの、自分の周りに認知症の人がいないということもあり、こういうときにどうしていいか全くわからないなと反省。あのときはただスマホを持っているというアドバンテージがあるだけの棒立ち人間だったな…
この先どんどん高齢化社会になっていくし、いつ同じ状況に遭遇するかわからないので調べてみました。
まずは完結でわかりやすい、西東京市のサイト
https://www.city.nishitokyo.lg.jp/kenko_hukusi/koreisyasien/ninchisyoukanren/ninchisyo_maigo.html
「道に迷っている高齢者を見かけたら…
・正面から
・ゆっくりと、優しい口調で
・答えを焦らせない
以上のような点に注意して、話を聞いてみましょう。」
だそうです。
たしかに私がおばあちゃんと話しているときもおばあちゃんは終始「ごめんなさいね」と謝っていた。もしおじいちゃんとおばあちゃんが一緒じゃなかったら、私一人が相手だったら萎縮して全然話が聞けなかったかもなあ。
つづいて群馬県のサイト
https://www.gchs.ac.jp/cms/wp-content/uploads/2018/03/7f8d8b21aa320aa5bb95ad0001a1e972.pdf
認知症の方が亡くなるケースなど実データを用いた後110番に電話をかける大切さが説明されていてわかりやすい。こうかかれると「ああ、電話していいんだ」となりますね。
市川三郷町のサイト
http://www.town.ichikawamisato.yamanashi.jp/20life/10welfare/files/haikai.pdf
声かけ訓練があるとのこと。「長時間歩いて水分不足」というのも気をつけたい。一緒におうちさがしをしていたおばあちゃんはとにかく「寒いだろうから暖かくて休めるところを探そう」って言ってたもんなあ。
以上です!