ミュシャ展に行ってきた


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(全作品撮影可でした)

 

2018年のミュシャ展に行きたくても行けなかったためようやく念願のミュシャ展へ。

初売りが開始しているので人が沢山なのではないだろうかと心配していけれど、人の入りはそこそこだったので自分のペースでゆっくり見てまわれたのがよかった!

ミュシャの素晴らしさは私が語るまでもないとは思うけれど、特に植物をモチーフにした装飾が本当に美しくて素晴らしい。植物好きだしもっとスケッチとかしたいな。なんならミュシャの絵を模写したい。死ぬほど時間がかかって途中で諦めちゃいそうだけれど…

 

これまでミュシャの絵は有名なタロットカードのような豪華絢爛な絵しかしらなかったけれど、この展示ではミュシャの歴史と絵の変遷を見ることがよかった。

アール・ヌーヴォーというムーブメントがあったことを初めて知ったし、ミュシャナチスの尋問を受けて体調を崩したことも初めてしった。

アール・ヌーヴォー展とかないかな。自分はミュシャしか知らなかっただけで実はあの時代の絵結構好きかもしれない。

アール・ヌーヴォーよりも少し時代はあとの話だけれど、ミッドナイト・イン・パリをもう一回見たなった。

https://eiga.com/movie/56604/

 

あとはスラヴ叙事詩を死ぬまでに見てみたいと思った!とにかくでかくて迫力のある絵が好きなのというのもあり、あれを見たらどういう気持ちになるのだろうかとワクワクする。

チェコでは常設展示できる施設を建設中だとかで、これができたらチェコ行ってみたいな。

https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/23572

 

ミュシャ展は10日までやっているので気になった方はぜひ。思わずポスター買っちゃいました。(額縁買お…)

https://www.odakyu-dept.co.jp/shinjuku/special/mucha/index.html

吉本ばななの「キッチン」を読んだ

吉本ばななを初めて読んだので感想です。

そもそも私はこういった教科書に載るような作家さんを好んで読んだことがありませんでした。

ミステリーやサスペンスなど読んでドキドキハラハラする系が好きなのですが、名作だしということで人に勧められて読み始めました。

 

いやあ名作なだけあってすごいですね。読み始めてからなぜかずっと泣きそうになっていました。

人が抱える孤独、埋まらない寂しさがずっとそこに横たわっているような切ない感覚。時折入る背景の描写が頭の中で鮮明に流れ、自分の記憶の中で勝手にリンクする。

悲しいことがあったのに勝手にやってくる夜明けを見たあの日、隣りにいるのに心を通わせられないと知ったあの日、実家を離れて泣いたあの日…

そういった人々が抱える孤独や寂しさを描きながらも、全編通して「食べること」が救いになっていることがとてもよかったです。

坂元裕二脚本の「カルテット」で「泣きながらご飯食べたことがある人は生きていけます」というセリフがあったことを思い出しました。

ご飯を食べるということは、生命エネルギーを摂取するということ。ご飯を食べられるということは、この先まだ生きていけるということ。

なんだかカツ丼食べたい気分だな。

「冬休み暇だしアマプラで何かみたいな」と思った時のおすすめ3選

今年私が観た映像作品のうちAmazon Primeのprime会員無料で観れる作品を選んでみました。記憶が新しいものをおすすめしたいので、今年観たものの中から選びました。

 

ドラマ編

大豆田とわ子と三人の元夫

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ま〜もう〜これはね〜リアルタイムで観ていたわけだけれど今年の私的ドラマオブザイヤーにも輝くくらいに面白かったです。

といっても万人におすすめなわけではないです。

・理屈っぽい

・セリフ多い

・癖のある人しか出てこない

いわゆるザ坂元祐二作品なので、気分じゃないな〜とかこういうの好きじゃないな〜とかはあると思います。

けど上三つが好きっていう人にはおすすめです。何が面白いかというと特別何かがというわけではないんですが、人の人生を観て面白いと思う感覚に近いかも。

あとは出てくるセリフに感銘を受けたりもしていました。出てくるキャラ全員めんどくさくて愛おしい、そんなドラマでした。

 

アニメ編

オッドタクシー

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アニメ編って書きましたがいうほどアニメ見たわけじゃないですね。

けれどこれはどうしてもオススメしたい!

第一話を見て「あ〜ゆるふわシュール系ドラマね、We are the worldについてわかってるサブカル系ウケするやつね」と思ってたけれど全然違った。普通にサスペンスで、気になりすぎて2日ぐらいであっという間にみちゃった。あとキャラがね・・・いいよね・・・

ネタバレしかないのでこれ以上は説明できませんが、来年映画化するので見るなら今だ!!!見てない方ぜひ!!

natalie.mu

 

映画編

グリーンブック

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これは映画館で見たくて見れなかった映画なのでもともと期待値は高かったのですが、期待通り面白かった。

あらすじを読むと大体結末どんなか想像できると思うのですが、やっぱりそれでも面白い。ストーリーがいわゆる私の大好きな「バディもの」な感じだしね!

時は1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ、コパカバーナで用心棒を務めるトニー・リップは、ガサツで無学だが、腕っぷしとハッタリで家族や周囲に頼りにされていた。ある日、トニーは、黒人ピアニストの運転手としてスカウトされる。彼の名前はドクター・シャーリー、カーネギーホールを住処とし、ホワイトハウスでも演奏したほどの天才は、なぜか差別の色濃い南部での演奏ツアーを目論んでいた。二人は、〈黒人用旅行ガイド=グリーンブック〉を頼りに、出発するのだが─。

また、昨今のBlack lives matterとも通じる、私の知らない国の(その時代の)価値観を学び取れたというのも良かったです。

 

それでは良いAmazon prime時間を!

大好きなアーティスト:showmoreのご紹介

明日showmoreがビルボード横浜でライブやるので改めて書いてみた。興味でた方、チケット買ってね!(業者?)

www.billboard-live.com

 

showmoreって?

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ヴォーカリスト根津まなみとキーボーディスト/プロデューサー井上惇志の2人によるユニット。
バンド時代を経て2017年9月より現体制で再始動し、直後にリリースした楽曲「circus」がノンプロモーションにも関わらず一躍話題となる。
2018年5月に1stアルバム「overnight」、2019年12月に2ndアルバム「too close to know」をリリース。エモーショナルな詩世界やJazzやR&Bをベースに様々な音楽を取り込んで表現する唯一無二のポップネスで独自の立ち位置を確立する。(公式より)

 

showmoreのどこが好きか

好きポイント1: とにかくcircusという曲が好き

なんかもうどこがとかじゃなくてこの曲がとにかく好きなんだ。イントロからずっと流れ続けるピアノのリフ、歌詞、メロディー。全部が完璧にドストライク。ジャズ研合宿でやりたいもん。

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好きポイント2: ジャズ要素が入ったポップス

公式に書いてある文言そのままなんですが、かなり色濃くJazzやR&Bをベースに取り入れつつあくまでポップスっていうところが好きです。

自分が元ジャズ研っていうこともあってジャズをかじっている人がやるポップスがすごい好きなんですよね。代表例で言うとクラムボンとか。

ジャズやってた人って楽曲かっこいいとか色々ありますが、やっぱライブ会場に行って圧倒的に楽しいんですよね。アドリブ力というか。楽曲のアレンジ力とか。

でshowmoreはそもそもイントロにジャズスタンダード入れてみたり、ミドルな4ビートだったのが倍転したり、そういうジャズ知ってるとわかる楽しい要素がいっぱい散りばめられているのが楽しいったら無い。

まずはこれを聞いてください。ジャズスタンダード「Softly, as in a Morning Sunrise」?かな?というピアノ・トランペットデュオからはじまるこの一曲。ごりごりのベースの入り(ベースの入りがかっこいい曲にはずれってないよね?)、安定感のあるボーカル、途中から好き勝手しはじめる演奏隊、ピアノソロ、ペットソロ、そしてドラムソロをきっかけに倍転、そして散々好き勝手やった後のガッガッていうキメでおわり。はー、かっこいい。

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こういう「ジャズっぽい!」っていう曲をやるかと思いきや、こういう音数少ない最近の流行のダンスミュージックっぽいポップスをやるっていうのもまた好きです。なんだこのブイブイのベース。そしてこの音数の少なさでの歌い出し、ボーカルの力かよ。途中からクラップ音とか入るのも気持ち良すぎる。リズム隊がかっこよすぎるんよ。

そうそう、showmore自体は二人なんだけれど、いつも一緒にやってるマイメン達がバキバキすぎてめちゃくちゃかっこいいのよ。そこも好きポイント。

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こういうメッセージ性の強い曲もいいよね。もうなんかただの曲紹介になってるけれど。まあいいか。

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これはコロナ禍だからできた曲なんだろうなという強いメッセージ性のある曲。CIRCUSがでてくるのがエモ。歌を通じて色が見えてくる気がする。淡い、悲しいような、それでいてちょっとあったかいような、パステル。

エモ曲って思いつつもよく聞くとベースぶいぶいだし、途中のン、グッっていうリズムの取り方?あえてずらしてるやつ?が鬼かっこいい。最後のシンサキのギターアウトロ、そしてPVで弾いてる図がかっこよすぎてびっくりしたわ。

こないだのライブでこれ歌われて「わたしもあいしてるピ・・・」てなった。

 
好きポイント3: showmore関連アーティストを追っかけると楽しい

私がアーティストに沼るポイントの一つとして、そのアーティストを追っかけていると他のアーティストを追っかけることができるということがあったりします。

もちろんコラボとかカバーとかもあるんですけれど、showmoreに関してはキーボードの方が色々な方のサポートをしているのでそれを追っかけていると新たに好きなアーティストを発見できます。例えばBASIさんとか、サポートきっかけで知ってすごく好きになりました。あとはもともと知っていたので言うとs**t kingzとか。

SIRUPに関しては先日「東京でのライブは全部出てもらっている」という衝撃的なMCを聞いてしまったんですが、それくらいずぶずぶ?だったりします。

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ちなみに私がはじめてshowmoreを見たのはSYNCHRONICITY'19の最前列で、ベロベロに酔っぱらったSIRUPが出てきてウケました。その日井上惇志さんは確か3バンドか4バンドくらいサポートメンバーとして出ていて、あっちゃんのサポート力やべえ(?)

 

もともと知っていたとはいえ、KIMOCHIをこのラストCIRCUSでやったのは完全に「「「解釈の一致」」」って感じだった。ないた。根津さんに「貴様に伝えたい」って言われたいわ。

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なんか思いのまま書いちゃった。は〜明日たのしみ!!!

はじめて一人で運転した

聞いて欲しい!はじめて一人で運転した!

ペーパードライバー歴長かった私ですが、この半年定期的に運転の練習をしていた。

時には友人と1泊2日聖地めぐり・・・のはずが結局ほとんどの時間運転する運転合宿みたいになった。二人二日で400km走った。あれはすごかった。

というのもあっていよいよ一人で運転する時がきた。

 

ディスプレイが壊れた。ディスプレイがほしい。電気屋いって衝動で買いたい。

と思って一人で車を借り、運転しようと決めたのだ。

 

ひとつ分かったことがある。ナビと相性が悪い。絶対にナビが曲がれと言っている道の一本手前で曲がってしまう。ふげ。

ちなみに電気屋に行ったら気に入ったディスプレイがなかったので諦めた。ネットで買うしかないね。

 

昔は「車の運転が怖すぎる、絶対に一人で運転することなどないだろう」と言っていた私だけれど、いざ運転に慣れてくると車と一体化した感じがして「運転する」というよりも「車と一緒に動いてる」という感覚になった。自転車に乗ってる時と同じ感じ。そうして怖くなくなった。

人間って変わるもんだなあ・・・

布団を買った

布団を買った。

 

別に高くていいのを買ったとかそういう話じゃない。これまで夏用布団で震えて寝ていたので、冬用布団を買ったという話。

夏用布団だけでは寒かったので、布団の上に寝袋をかけてねていた。

これで寝袋生活ともおさらばだ。

人生には捨ててもいないのに布団がなくなることもある。

 

ところで先ほど見たネットニュースによると

 

[毛布]

[羽毛布団]

[体]

 

のほうが

 

[羽毛布団]

[毛布]

[体]

 

よりも暖かいらしい。

 

羽毛布団は体に接していた方がよいのだとか。

それでいうと寝袋は羽毛だと思うんだけれど、あれを体に接したまま寝ると蒸れてしんどい。

羽毛布団と寝袋の違いはなんだろう。値段のいい寝袋だと蒸れずに快適に寝れるんだろうか。

 

あと部屋を明け渡す前日に引っ越し業者が来て、その日の夜はベッドがないので寝袋で寝ないといけないってことありませんでしたか?

あれ、みんなどうしてるんだろう?みんな寝袋持っているというわけではないと思うんだけれど。

引っ越し業者が来る日に部屋を明け渡すんだろうか。

寝袋にはいつもお世話になっています。

肩を痛めた

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肩を痛めた!

重い荷物を担いでいるときに、外が寒いからって走ったら肩を痛めた。

物語の中で、日常の全く訳のわからないタイミングで体を痛める描写があるのを見るにつけては「物語で必要な描写なんだな」と思っていたけれど、現実には訳のわからないタイミングで痛めるものなんだな。加齢というやつか。

昔友人が「大人になったので、朝会社に向かうために走らないことを目標にしようと思う」という話をしていたなあ。私は30半ばに向かおうとしているのにゴリゴリに走りましたし、肩を痛めました。確かに大人は走らない方が良い。心に染みる。私も目標にしようかな。

いやそもそも外が寒いのがいけないと思うんだけれども。今日風強かったし。そんなわけでお昼に「推しが武道館にいってくれたら死ぬ」の新刊発売だったので走って書店に向かった。反省の色なし。